http://pipedream.or-hell.com/%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%B5%B5%E3%81%8B%E3%81%8D/%E7%A7%81%E3%81%AF%E5%8A%A0%E7%AE%97%E4%B8%AD私は加算中
漫画"placebo"の続きをさっさと描いて終わらせようぜ!
と描き始めたんだけど、漫画久しぶりすぎて、
表情がイマイチ付けられなくなってた。
とりあえず、設定通りの描きやすい顔描いて、
バランスを思い出そうってんで描いたのが↑↑↑↑。
話は逸れるけど、皮肉なことに私には、
非常に絵の上手い(美術系)兄弟がいる。
それは幼少の頃から、天才だって言われ続けて成長したほどの。
その兄弟が高校生の頃、私の肖像を描いたんだ。
それはもう、絵を描く意味について再考せざるをえないほどに精巧な、
写真の様に生き写しの出来栄えだった。
兄弟は、それをとあるダイセンセイに見せた。
だけどその先生は、その絵をダメだと言った。
『リアルじゃない、ウソっぽい』と。
『鼻の下(にある溝)がない。それがないと嘘っぽくなる』
『そういうところまで、ちゃんと描き込まないと』
『イイカゲンなイメージで描いてるのがすぐにバレる』
大体、そんな事を言われたそうだ。
それで兄は家に帰ってきて、私の顔を見直した。
だがよく見てみても、私の顔には、鼻の下(の垂直の溝)がない(笑)
鼻もあるかないかなんだけど、鼻の下自体がすごく短くてww
唇もすごく薄いww
兄の絵が非リアルなんじゃなく、私の顔が ” 嘘っぽかった ” ってオチ。
そう言われれば、私は子供の頃からよく
他人に『マンガみたいなオモシロイ顔してる』って言われてた。
カエルっぽいマンガキャラの仇名が幾つかついたりもしてた。
それが多分だけど、鼻の下の溝が無い所から来てたなんてっ!!(笑)
って、当時はすごく驚いた。
私はそれまで自分の顔について、良くも悪くも考えたことがなかったから。
なんか、それが多分、心のどこかで(私の)トラウマwwになってるんだろうな。
こうして大人になって、漫画描きはじめて、
こう、絵を仕上げる時に『なんか足りなくない?』って思うと、
つい、鼻の下の溝を描いてしまうwww
目頭と鼻の下、他にも要因はいろいろあるんだとは思うけど、
私の絵が垢抜けないのは、目頭と鼻の下にも原因があるんじゃないかと、
多分に思う。
まあ、鼻の下なくても私の顔は垢抜けてないけどね。
別にリアルな絵を描きたいわけじゃないんだ。
漫画なんだから、そこは省くべきなんだ本来。
(↑↑↑↑ 一応わかってはいるので、控えめに描くようにしてるww)
だけど、未だに自分の絵に何か足りないな?って思って、
見当がつかない状態なら、思いつく限り片っ端から付け足していく以外、
方法が無い気がするんだよね。
だから今はまだ、付け足していってる最中なんだと思う。
きっと、もうこれで充分ってところまで行けたら、
今度は要らない所を引いて行けるんじゃないかな?って思う。
洗練ってのは減算の妙だからね。
で、上述のような事を思い出し、
まだ私は加算中ってことなんだろうな、なんて思った昨日。
でも自分の絵には大体だけど毎回満足はしてるwww
今の自分の実力100%が”これ”って思ってるから(笑)
でもまあ、上を目指すのは悪いことじゃない、
上手くなりたいってのは当たり前の感情だからね。
4月に入ってから、猫の世話で手一杯だった。
前に飼ってた猫は皆、結構クールなタイプで、
気が向いた時に顔合わせる程度でよかったんだけど、
今回の猫は”ひたすらベッタリ構ってちゃん”で、
四六時中触ってないと気が済まないみたいなんだ。
だけど、室内飼いで、しかも子猫で、この先の生涯
私しかいない世界で生きてくのかも思うと、無下にも出来ずww
だけど、
『マジで絵を描く暇ないっ!!
世間の猫飼ってる絵描きさんって何時絵描いてるの?!』
『ってか、終に腐女子生活も年貢の納め時か?!』
って、ゾッとしてたんだ。
だけど、ここ数日で、漸く時間見て描けるようになってきた。
猫が寝てるタイミングで描いてる(笑)
でもあんまり寝ない猫で困ってるww
もっとまとめて、ガッツリ寝てくれないかと思いつつ、
今日も羽根のネコジャラシを振りまくるwww
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